沖  島

2015年3月12日(木曜日)


  沖島(おきしま)

 琵琶湖で、人が住んでいる唯一の島
 日本の中でも淡水湖に浮かぶ島の中で、人が住んでいるのは沖島だけのようです。
 同じ琵琶湖の中にある「竹生島(ちくぶしま)」は、観光でみなさんが来られますが人は住んでいません。
 島の大きさは東西2.5㎞、南北1㎞、周囲約7㎞、面積は約1.5k㎡で琵琶湖に浮かぶ島のうちで、最大の島。
 人口は約370人。平地が極めて少なく、ほとんどが西南部に密集していて主に漁業を営んでいる。
 落人伝説があり、島の住民は源氏の落ち武者の子孫だと伝えられています。
 沖島には自動車はありません。だから、もちろん信号機もない。交通手段は自転車か三輪自転車です。
 しかし、自家用船舶が一軒に一隻あります。
 コンビニや喫茶店もありませんが、小学校、幼稚園はあります。
 どこか懐かしいレトロな感じで、ゆったりと時間が過ぎます。


というわけで、猫ちゃんの島でもあり、わんこ ・ にゃんこ大好きな二人で行ってきました。

近江八幡国民休暇村の前の浜から。向かいに見えるのが沖島です。 休暇村の近く「堀切港」から連絡船に乗り、約10分。 マウスを置いて下さい
お天気は晴れ、相棒も一緒です。   マウスを置いて下さい マウスを置いて下さい
連絡船が来ました。 「おきしま号」。 500円。 船の中で払います。
船中は意外と広いです。
      マウスを置いて下さい
風がきついからなのか、結構揺れました。
沖島港へ到着です。 なるほど、三輪自転車がいっぱい

歩いてると、第一”島猫ちゃん”発見   (左耳折れちゃん)
 

振り返ると

第二”島猫ちゃん”発見

”白猫ちゃん”

カラフルな釣り網 湖には、鴨やユリカモメがゆ~~らゆら
沖島小学校です。   マウスを置いて下さい
 
雰囲気ある建物ですね
明治8年開校。 丁度本日、卒業・卒園記念の桜の植樹を行っていたようでした。

小学校前の広場から、第三”島猫ちゃん”発見
「右手真っ白ちゃん」


先程の「左耳折れ」とは違いますよ。 よく似てるけど。

小学校から引き返します。  立派な大根です。
中には消防車はないけど、消防艇が入ってました。

テリトリーがあるのかな? 最初の左耳折れちゃんが待っていてくれました。 とても人懐っこいです。



この白い三角印・・?? なんだろう? 佃煮屋さんです。 平日は開いてないのかな。

港近くまで戻ってきました。  第四”島猫ちゃん”発見。 「ちょっと顔が汚い白猫ちゃん」

奥津嶋神社(おきつしまじんじゃ)
港から民家の間の狭い路地を通って奥へ、急な階段を上がった高台にありました。
船舶の安全を見守る神様
  
   


眺めのいい境内でおにぎりタイムです。

神社から戻ってきました。

物を処分するのも大変かも。 マウスを置いて下さい

港まで帰ってきました。 第五”島猫ちゃん”発見   「しっぽが黒ちゃん」

港は漁船が次々と帰ってきてます。 桜が咲くころは綺麗でしょうね。

第六”島猫ちゃん”発見  「きれい好き白茶猫ちゃん」

第七・八”島猫ちゃん”発見  「デート中・仲良し猫ちゃん」


動いてます。場違いなきれいな掛け時計です。 船の時間までまだあるので、旧小学校跡へ行ってみました。  マウスを置いて下さい
かなりの荒れ地です。
階段の道を登って行きます。 子供達のモニュメント跡かな。 遠く対岸に近江八幡国民休暇村が見えます。

そして、戻ってきました、定期船の発着の港へ。

港にある沖島漁業会館の一角で、琵琶湖名産の佃煮を売っていました。
早速えびせんと一緒に購入。 ところが、ここでお店の方が慌てて一言。 「賞味期限が~~」
ん?、どうやらぎりぎり期限切れのようです。 で、お店のおばさん達が言うには、「私達は期限過ぎても食べてるで、どうもないよ」
佃煮ですからね。 私達二人も納得。 一つ500円を200円にしてくれました。 プラスもう一つもおまけしてくれました。
「お土産で人にはあげないで、なるべく早く食べてね」 って。
美味しかったですよ。 なんだかメッチャ得した気分( ^)o(^ )
帰りの定期船は午後2時15分。  おしゃべりしながらベンチで一休み。

で、ふと前を見ると、定期便の「おきしま号」がゆっくり離れて行ってます。

「うわ~~、あれ、帰りの船ちゃうの!!。」

どういうことやねん(--〆) 乗り損ねてるぅぅー(;一_一) まだ2時過ぎやでー(-_-メ)

そうなんです。私達の完全な勘違い

ここは沖島なんだから・・14:00出発なのだ

でも、堀切発をどうしてこんなにハッキリと同様に書いてるの??
この沖島港に書く必要あるの??  (逆切れ(^_-)-☆)

しかも、2時の次は4時・・二時間待ちなんです。 「ハァーー」

嘆いてみても仕方ありません。私達が悪いのですから・・・
気持ちを切り替えて、2時間を有効に使いましょ。「ケンケン山」へ登るぞぉーー。


途中、カメラを構える余裕もなく
何度も滑りそうになりながら・・・

ケンケン山、これがかなりの険しい山でした。
墓地を過ぎると、真っすぐは普通の登山道。 左手に近道だけど急登りと書いてあった。
もちろん(?)近道を行く。 これが正解か不正解か?
「ふぅ・・はぁ・・」やっとの思いでお花見広場へ。
あまり眺望は良くない。 木々の間から比良山系が見える。
ホオジロ広場の方が眺めは良いらしいが、そっちへ周らずに降りてきました。
途中、沖島港全体が見渡せました。

第九”島猫ちゃん”発見  「金色お目目の黒猫ちゃん」

怖そうな顔してますが、この子も人懐っこくてベンチの側で座り込んでいました。




 写真は撮っていませんが、(但し書きに子供達の写真は撮らないように、ルールを守って下さい)
 この4時の定期船にはたくさんの子供達や、外国人の先生らしき人も乗り合わせました。
 そして、船が出港すると、まるでドラマのように、男先生が島の道を自転車で走りながら、一生懸命手を振ってました。
 後で調べてみると、12日、6年生にとっては小学校最後の外国語活動だったらしい。
 私達が道を尋ねた、島の男先生です。 ガンバレ!!

どこか懐かしい風景に出会えて、ゆったりとした時間を過ごすことができました。